本年度最後の相談会が先日終了しました。
「相続登記の相談が非常に増加した。」
今年の12回の相談会を終えての感想はこれでした。
今年の4月から相続登記が義務化されたことも関係しているでしょう。
早めに相談に来られている方は、過料となる期限にきっと間に合うでしょう。
まだ相続登記が義務化されたことを知らない方もたくさんいらっしゃると思います。
過料を払う人が少なくてすむように、相続登記の義務化が周知されてほしいです。
昔、弁護士へ依頼した相続登記について、今になってミスが発見されるケースを目に
することが増えました。
お客さんが弁護士事務所に問い合わせると、「当時の担当者はもういない。」と開き直り、
「相談するなら相談料支払ってください」と対応される弁護士事務所もあるようです。
司法書士なら、まずしないミスでした。
「司法書士よりも偉い(と思われる)弁護士に頼んだのだから、間違いないはず」
と考える方もいます。
相続登記は、司法書士の専門分野です。弁護士よりも司法書士のほうが詳しいですよ。
弁護士があまり慣れてない相続登記を依頼されミスが起きている。
そのミスによる負担は、ミスした弁護士ではなく依頼者が負わされている。
私にはそう見えるケースが多かったです。
餅は、餅屋へ。相続登記は、司法書士へ。